手足口病になったよ(2回目)
こんにちは。
6月末に手足口病になった我が家の三男坊。現在、なんと今シーズン2回目の手足口病にかかっております。
手足口病とは
ヘルパンギーナ、プール熱(咽頭結膜熱)と並ぶ夏風邪トリオの一つである手足口病は、その名の通り口の中や手のひら、足の裏等に水泡性の湿疹が現れる病気で、毎年6月ごろから8月ごろにかけて幼児の間で流行します。
潜伏期間は3~6日で、口の中に水泡ができると痛みのせいで飲食がしにくくなることも多い病気です。
飲食ができないせいで脱水になることも少なくないため、痛みのあるときは刺激の少ない飲み物やのど越しの良い食べものを摂取し、脱水予防に努めます。
(私はお茶やカルピス、プリン、ヨーグルト、バナナを与えていました)
一度罹患したからといって油断はできない
手足口病の原因ウイルスは「エンテロウイルス」と「コックサッキーウイルス」で複数の種類があるため、一度罹患しても再び感染してしまうこともあります。
(現に我が家の三男は絶賛二回目罹患中…)
一度罹患するとそのシーズンはもうかからないと思いがちですが、そうではないので注意が必要です。
主な感染経路
手足口病は、くしゃみなどの「飛沫感染」や手が触れることで感染する「接触感染」が主な感染経路です。
手洗いをしっかり行い、可能ならマスクで予防する等できる限り感染予防をしていきたいですね。
登園(登校)再開の目安は?
手足口病のウイルスは、湿疹が消えてからも一か月ほどは排出され続けるそうです。
感染を阻止するのは困難という理由から、文科省発表の「出席停止感染症第三種」には該当していません。
つまり、手足口病になったからといって休まなければいけないという公的な決まりはないのです。
しかし、園や学校によっては症状が改善されるまでは登園(登校)禁止等、独自の基準を設けているところもあります。
実際私も、小児科では「保育園行ってもいいよ」と言われましたが、保育園では「痛みがなくなって食事が普通にとれるようになるまでは登園禁止」と基準が設定されています。
・熱がない
・食事がとれるようになった
・湿疹が消えている
この三つが満たされれば、登園(登校)再開させている園や学校が多いのではないでしょうか。
公的な決まりはないとはいえ、手足口病の症状がばっちり出ている状態の子が園や学校にいたら、ほかの親御さんにも不安を与えてしまうでしょうし。
集団生活の中で流行るとなかなか避けて通ることができない手足口病ですが、出席停止の病気でないからといってすぐ登園(登校)させたりせず、症状が落ち着いてから行かせるのがマナーなのかなと私は思います。
かかりつけの小児科医の名言↓
手足口病って感染力強くて、さらに1ヶ月程度は便からウイルスが排出され続けるから感染を防ぐのはすごく難しいんだよ。1ヶ月も出席(登園)禁止にすることも難しいだろうし。
— *あやっぺ* (@ayappeyappe) 2017年7月21日
小児科の先生も言ってた。「これはお互い様な病気」だって。
「手足口病はお互い様な病気」
マナーをもって、登園(登校)させましょうね。